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| 歯周病は歯周病原菌によって起こる細菌感染症です。口腔内には、300以上の菌種が存在しますが,その中で歯周炎のほとんどに関与しているのは、たったの3菌種(P.G
A.a B.f) 。それらはすべて嫌気性菌で、空気のこないところにしか繁殖しない細菌です。奥歯の歯と歯の間や、歯肉の中の方に繁殖します。人間は,細菌に対する抵抗力も持っていますので,病気が発症するかしないかは、細菌の数と抵抗力のバランスによって決まります。細菌の数が多くても、もともと抵抗力の高い人であれば,発症しません。しかし、細菌の数が抵抗力より多くなると,歯周病はじわじわと進む事になります。 |
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細菌は伝染しますが、歯周病は伝染しません。細菌の伝染については、親子間での垂直感染や配偶者間での水平感染が報告されています。すでに確立した細菌叢に外来の菌種が定着するには長期間が必要と思われますが、家族内での歯周病原性細菌の伝染は十分に考えられます。したがって、家族単位での受診が大切になるわけです。 |
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歯周病のリスクファクターには、加齢、糖尿病、ストレスなど環境的な要因と後天的な要因がありますが、喫煙はもっとも大きなリスクファクターであります。
ヘビースモーカーの場合、喫煙経験のない人に比べて重度歯周炎を発症するリスクは5〜7倍高いことがわかっています。ヘビースモーカー(一日30本以上喫煙)は非喫煙者より歯周病の進行が20年早いといわれています。また、喫煙者は全身的に10年老化が進むともいわれています。なるべく早い禁煙をお勧めします。 |
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疾患の発症や進行を防止し、健康な状態を維持するためには、メインテナンスはとても重要です。健康維持のためには、ホームケア(歯磨きやフロス、歯間ブラシ、フッ素など)が大事ですが、自分では掃除しきれないところが必ず残りますので、専門家(担当歯科衛生士)によるプロフェッショナルケア(バイオフィルムの破壊と除去)が最も大事な治療になります。平均的には3〜4ヶ月ごとのメインテナンスが必要です。 |